群馬県統計情報提供システム

群馬県の年齢別人口 -平成30年年齢別人口統計調査結果-（平成30年10月1日現在）

調査結果の概要

�T．群馬県の年齢構造

１　年齢５歳階級別人口（表１、図１）

(1)人口及び割合

• 最も多いのは６５〜６９歳の１５万１７５０人、７．８％


　平成30年10月1日現在の本県の人口は194万9756人で、これを年齢５歳階級別にみると、 65〜69歳が15万1750人で最も多く、総人口に占める割合は7.8％となっています。
　以下、 45〜49歳が14万6794人で7.6％、 40〜44歳が13万7833人で7.1％、 70〜74歳が13万3867人で6.9％、 50〜54歳が12万6298人で6.5％の順となっています。

(2)人口増減率

• 増減率が最も高いのは９５〜９９歳の７．０％
• 増減率が最も低いのは６５〜６９歳の−４．９％


　平成29〜30年の年齢５歳階級別人口増減率をみると、人口増減率が最も高かったのは、 95〜99歳の7.0％で、以下、 70〜74歳の5.8％、 90〜94歳の4.5％、 75〜79歳と100歳以上の3.9％の順となっています。
　一方、人口増減率が最も低かったのは、65〜69歳の-4.9％で、以下、40〜44歳の-4.0％、35〜39歳の-3.5％、60〜64歳の-3.4％、25〜29歳の-3.1％の順となっています。

　

２　年齢３区分別人口（表２、図２−１、２−２）

　平成30年10月1日現在の本県の人口を年齢３区分別にみると、0〜14歳の年少人口が23万6289人、15〜64歳の生産年齢人口が112万8564人、65歳以上の老年人口が56万8478人となり、それぞれ総人口に占める割合は、12.2％、58.4％、29.4％となりました。
　これを前年10月1日現在と比べると、年少人口割合が0.2ポイントの減少、生産年齢人口割合が0.3ポイントの減少、老年人口割合が0.5ポイントの増加となっています。

（1）年少人口

• 年少人口、年少人口割合ともに減少し、過去最低に


　本県の年少人口は、昭和20年をピークに減少を続け、第二次ベビーブームの影響で昭和50年以降一時的に上昇に転じましたが、昭和57年から再び減少を始め、平成30年には過去最低の23万6289人になりました。
　また、年少人口割合は、昭和25年以降低下を続け、昭和45年には23.9％となりました。その後、昭和50年には24.3％と上昇しましたが、昭和55年から再び低下しはじめ、平成30年には過去最低の12.2％となりました。

　

（2）生産年齢人口

• 生産年齢人口、生産年齢人口割合ともに減少


　本県の生産年齢人口は、戦前戦後を通じ一貫して増加を続け、平成７年に初めて減少したものの、平成８年から再び増加しました。しかし、平成11年以降は毎年減少しており、平成30年には前年比 1万1331人減の112万8564人となりました。
　また、生産年齢人口割合は、戦後上昇を続け、昭和45年を境にいったん低下しましたが、昭和57年からは再び上昇しました。しかし、平成６年以降は毎年低下しており、平成30年には前年比0.3ポイント減少の58.4％となりました。

（3）老年人口

• 老年人口、老年人口割合ともに増加し、過去最高に


　本県の老年人口は、昭和25年以降急速に増加を続け、平成30年には、昭和25年の７倍を超える56万8478人となりました。総人口は昭和25年の約1.22倍であることから、老年人口の増加がきわめて急速であることがわかります。
　老年人口割合も、戦後一貫して上昇を続け、平成に入ってからは毎年約0.5ポイントずつ上昇し、平成30年には過去最高の29.4％に達しました。

　

３　年齢構成指数（表３、図３）

　平成30年10月１日現在の本県の年齢構成指数をみると、年少人口指数が20.9、老年人口指数が50.4、従属人口指数が71.3、老年化指数が240.6となっています。
　これを平成29年10月1日現在と比べると、年少人口指数が0.2ポイント減少、老年人口指数が1.2ポイント増加、従属人口指数が0.9ポイント増加、老年化指数が7.6ポイント増加となっています。

（1）年少人口指数　…　(年少人口÷生産年齢人口)×100

　年少人口指数は、戦後の出生率の低下にともなって急速に低下しました。昭和45年から50年にかけては第二次ベビーブームの影響によりわずかに上昇したものの、昭和57年から再び低下し、平成30年は20.9と終戦直後（昭和20年）の約３分の１になっています。

（2）老年人口指数　…　(老年人口÷生産年齢人口)×100

　老年人口指数は、昭和25年には8.3でしたが、その後老年人口の増加にともなって次第に上昇し、平成30年には過去最高の50.4に達しました。

（3）従属人口指数　…　{(年少人口＋老年人口)÷生産年齢人口}×100

　従属人口指数は、昭和57年から低下が続いていましたが、平成４年から上昇に転じ、平成30年には、昭和30年以降最も高い71.3になりました。

（4）老年化指数　…　(老年人口÷年少人口)×100

　老年化指数は、年少人口の減少と老年人口の増加により上昇が著しく、平成８年には100を超え、平成26年には200を超え、平成30年には過去最高の240.6達しました。

　

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�U．市町村の年齢構造

１　年齢３区分別人口割合（表４）

（1）年少人口割合
　年少人口割合が最も高いのは吉岡町（15.9％）で、最も低いのは南牧村（3.1％）となっています。

（2）生産年齢人口割合
　生産年齢人口割合が最も高いのは大泉町（65.5％）で、最も低いのは南牧村（34.0％）となっています。

（3）老年人口割合
　老年人口割合が最も高いのは南牧村（62.8％）で、最も低いのは大泉町（22.0％）となっています。

　

２　年齢構成指数（表５） （1）年少人口指数　…　（年少人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す） 　年少人口指数が最も高いのは吉岡町（26.1）で、最も低いのは南牧村（9.2）となっています。 （2）老年人口指数　…　（老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す） 　老年人口指数が最も高いのは南牧村（184.5）で、最も低いのは大泉町（33.6）となっています。 （3）従属人口指数　…　（年少人口及び老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す） 　従属人口指数が最も高いのは南牧村（193.8）で、最も低いのは大泉町（52.8）となっています。 （4）老年化指数　…　（人口の老年化の程度を表す） 　老年化指数が最も高いのは南牧村（1996.4）で、最も低いのは吉岡町（147.4）となっています。 　 利用者のみなさまへ １．この調査は、平成27年国勢調査結果による市町村・男女別の年齢別人口を基礎とし、これに10月1日から翌年９月30日までの１年間における住民基本台帳法上の移動数を加減して算出しており、毎年10月１日現在で公表しています。 ２．本調査と群馬県移動人口調査では、転出者及び転入者の把握方法が異なるため、平成30年10月1日現在の市町村別、男女別人口は一致しません。利用に当たっては注意してください。 ３．本調査における年齢不詳者数は、平成27年国勢調査結果のものをそのまま継続したものです。 　　(次回の国勢調査まで同じ数値が持ち越されます) ４．割合は、注記のある場合を除き、分母から年齢不詳を除いて計算をしています。 用語の解説 年少人口 0〜14歳の人口 生産年齢人口 15〜64歳の人口 老年人口 65歳以上の人口 年少人口割合 （年少人口÷総人口）×100 生産年齢人口割合 （生産年齢人口÷総人口）×100 老年人口割合 （老年人口÷総人口）×100 年少人口指数 （年少人口÷生産年齢人口）×100 ☆年少人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す 老年人口指数 （老年人口÷生産年齢人口）×100 ☆老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す 従属人口指数 ｛（年少人口＋老年人口）÷生産年齢人口｝×100 ☆年少人口及び老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す 老年化指数 （老年人口÷年少人口）×100 ☆人口の老年化の程度を表す ダウンロード 公表資料 (pdf形式) 公表資料(1182KB) 統計表（Excel形式） 統計表(615KB) ページトップへ