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統計コラム

 

第2回 1月14日 E.ハレーの命日

 

 1月14日は「E.ハレーの命日」です。
 彗星(すいせい)に周期があることを最初に発見し、ハレー彗星にその名を残すイギリ
スの天文学者エドモンド=ハレー(1656〜1742)は、85歳で亡くなりました。当時として
はかなりの長寿でした。

 ハレーは1693年に著作の中で、それまで偶然の結果と考えられていた人間の死亡に
一定の規律性があること、つまり、集団としての人口においては人の死亡を予測できる
一定の秩序があることを明らかにしました。

 当時のイギリスには既にいくつかの生命保険会社がありましたが、適切な保険料を
設定することができず、その経営はギャンブルの一種であるかのように考えられてい
ました。ハレーの功績とその後の統計の発達によって詳しい生命表が作成されるよう
になり、生命保険会社はようやく合理的な保険料を算出することができるようになった
のです。

 生命表は現在でも年金や生命保険の保険料を算出したり、将来の人口を予測したり
する際には欠かせないもので、日本では5年に一度行われる国勢調査の結果などを基
に作成されています。性別・年齢別にその年齢の人が平均してあと何年生きられるか
(平均余命)等の数値を表しています。よく耳にする「平均寿命」というのは、生命表が示
す0歳の平均余命のことです。

 ハレーのほかにも、ケトレー、ラプラスなど統計学の発展に大きく寄与した人の中には
天文学に通じていた人が少なくありません。これは、天体観測における誤差の扱いなど
で数学を扱う機会が多いからとも考えられます。
(出典:総務省統計局HP「なるほど統計学園」(http://www.stat.go.jp/naruhodo/)より)

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