群馬県統計情報提供システム
群馬県の年齢別人口 -令和2年国勢調査結果-(令和2年(2020年)10月1日現在)
調査結果の概要
1.群馬県の年齢構造
1 年齢5歳階級別人口(表1、図1)
(1)人口及び割合
最も多いのは 70〜74歳の14万9463人、7.9%
令和2年10月1日現在の本県の人口は193万9110人で、これを年齢5歳階級別にみると、 70〜74歳が14万9463人で最も多く、総人口に占める割合は7.9%となっています。
以下、 45〜49歳が14万8569人で7.8%、 65〜69歳が13万4811人で7.1%、 50〜54歳が12万9802人で6.8%、 40〜44歳が12万5099人で6.6%の順となっています。
(2)人口増減率
増加率が最も高いのは 95〜99歳の34.4%
減少率が最も高いのは 60〜64歳の-16.9%
令和2〜平成27年の年齢5歳階級別人口増減率をみると、人口増加率が最も高かったのは、 95〜99歳の34.4%で、以下、 90〜94歳の29.1%、100歳以上歳の28.1%、 70〜74歳の21.3%、 75〜79の15.7%の順となっています。
一方、人口減少率が最も高かったのは、 60〜64歳の-16.9%で、以下、 40〜44歳の-16.6%、 35〜39歳の-16.1%、 65〜69歳の-14.5%、 0〜 4歳歳の-12.9%の順となっています。
2 年齢3区分別人口(表2、図2−1、2−2)
令和2年10月1日現在の本県の人口を年齢3区分別にみると、0〜14歳の年少人口が22万4304人、15〜64歳の生産年齢人口が109万6231人、65歳以上の老年人口が57万6729人となり、それぞれ総人口に占める割合は、11.8%、57.8%、30.4%となりました。
これを平成27年10月1日現在と比べると、年少人口割合が減少1ポイント、生産年齢人口割合が減少1.8ポイント、老年人口割合が増加2.8ポイントとなっています。
(1)年少人口
年少人口、年少人口割合ともに減少し、過去最低に
本県の年少人口は、昭和20年をピークに減少を続け、第二次ベビーブームの影響で昭和50年以降一時的に上昇に転じましたが、昭和57年から再び減少をはじめ、令和2年には過去最低の22万4304人になりました。
また、年少人口割合は、昭和25年以降低下を続け、昭和45年には23.9%となりました。その後、昭和50年には24.3%と上昇しましたが、昭和55年から再び低下しはじめ、令和2年には過去最低の11.8%となりました。
(2)生産年齢人口
生産年齢人口、生産年齢人口割合ともに減少
本県の生産年齢人口は、戦前戦後を通じ一貫して増加を続け、平成7年に初めて減少したものの、平成8年から再び増加していました。しかし、平成11年以降は毎年減少しており、令和2年には平成27年比 69,549人減の109万6231人となりました。
また、生産年齢人口割合は、戦後上昇を続け、昭和45年を境にいったん低下しましたが、昭和57年からは再び上昇しました。しかし、平成6年以降は毎年低下しており、令和2年には平成27年比マイナス1.8ポイントの57.8%となりました。
(3)老年人口
老年人口、老年人口割合ともに増加し、過去最高に
本県の老年人口は、昭和25年以降急速な増加を続け、令和2年には、昭和25年の7倍を超える57万6729人となりました。総人口は昭和25年の約1.21倍であることから、老年人口の増加がきわめて急速であることがわかります。
老年人口割合も、戦後一貫して上昇を続け、平成元年以降毎年約0.5ポイントずつ上昇し、令和2年には過去最高の30.4%に達しました。
3 年齢構成指数(表3、図3)
令和2年10月1日現在の本県の年齢構成指数をみると、年少人口指数が20.5、老年人口指数が52.6、従属人口指数が73.1、老年化指数が257.1となっています。
これを平成27年10月1日現在と比べると、年少人口指数が減少1ポイント、老年人口指数が増加6.3ポイント、従属人口指数が増加5.3ポイント、老年化指数が増加41.9ポイントとなっています。
(1)年少人口指数 … (年少人口÷生産年齢人口)×100
年少人口指数は、戦後の出生率の低下にともなって急速に低下しました。昭和45年から50年にかけては第二次ベビーブームの影響によりわずかに上昇したものの、昭和57年から再び低下し、令和2年には敗戦直後(昭和20年)の3分の1以下にあたる20.5になりました。
(2)老年人口指数 … (老年人口÷生産年齢人口)×100
老年人口指数は、昭和25年には8.3でしたが、その後老年人口の増加にともなって次第に上昇し、令和2年には過去最高の52.6に達しました。
(3)従属人口指数 … {(年少人口+老年人口)÷生産年齢人口}×100
従属人口指数は、昭和57年から低下が続いていましたが、平成6年から上昇に転じ、令和2年には73.1となりました。
(4)老年化指数 … (老年人口÷年少人口)×100
老年化指数は、年少人口の減少と老年人口の増加により上昇が著しく、平成8年には100を超え、令和2年には過去最高の257.1にまで達しました。
2.市町村の年齢構造
1 年齢3区分別人口割合(表4)
(1)年少人口割合
年少人口割合が最も高いのは吉岡町(15.6%)で、最も低いのは南牧村(2.4%)となっています。
(2)生産年齢人口割合
生産年齢人口割合が最も高いのは大泉町(64.6%)で、最も低いのは南牧村(32.4%)となっています。
(3)老年人口割合
老年人口割合が最も高いのは南牧村(65.2%)で、最も低いのは大泉町(23%)となっています。
2 年齢構成指数(表5)
(1)年少人口指数・・・(年少人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す)
年少人口指数が最も高いのは吉岡町(25.8)で、最も低いのは南牧村(7.3)となっています。
(2)老年人口指数・・・(老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す)
老年人口指数が最も高いのは南牧村(201.3)で、最も低いのは大泉町(35.6)となっています。
(3)従属人口指数・・・(年少人口及び老年人口に対する生産年齢人口の扶養負担度を表す)
従属人口指数が最も高いのは南牧村(208.6)で、最も低いのは大泉町(54.8)となっています。
(4)老年化指数・・・(人口の老年化の程度を表す)
老年化指数が最も高いのは南牧村(2,765.8)で、最も低いのは吉岡町(153.6)となっています。
利用者のみなさまへ
1.割合は、注記のある場合を除き、分母から年齢不詳を除いて計算をしています。
用語の解説
年少人口
0〜14歳の人口
生産年齢人口
15〜64歳の人口
老年人口
65歳以上の人口
年少人口割合
(年少人口÷総人口)×100
生産年齢人口割合
(生産年齢人口÷総人口)×100
老年人口割合
(老年人口÷総人口)×100
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