利用上の注意

１　指数の性格

　　群馬県消費者物価指数は、県内の消費者世帯（単身者世帯を除く）が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を、時系列に測定するために算出された理論数値である。したがって、財及びサービスの価格そのものの動きを示すものではない。

　　指数の算式は、基準時加重相対法算式（ラスパイレス型）である。

　　基準時は、平成１７年の１年間である。
　　基準時価格は、小売物価統計調査に基づく品目別・月別小売価格の平成１７年１年間の単純算術平均値である。ただし、生鮮食品(生鮮魚介、生鮮野菜、生鮮果物)　の基準時価格は、月別ウエイトによる加重算術平均値である。

　　指数作成のための品目数は、家計支出の上で重要度の高い５７６品目である。

　　指数品目のウエイトは、家計調査による平成１７年平均の１か月１世帯当たりの品目別消費支出金額を基礎に算出している。ただし、生鮮食品については、平成１６年及び平成１７年の月別支出金額から算出した月別ウエイトを用いている。

　　価格は、群馬県小売物価統計調査及び国の小売物価統計調査により得られた品目別小売価格による。