学校保健統計調査　平成２０年度群馬県結果(速報)

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学校保健統計調査
－平成２０年度群馬県結果（速報）－

■調査の概要

■調査結果の主な特徴点

■公表資料（PDF形式）

■統計表（Excel形式）

１．調査の目的

　この調査は、児童、生徒及び幼児の発育及び健康の状態を明らかにすることを目的とする。

２．調査の対象

　満５歳から１７歳までの児童、生徒及び幼児の一部（抽出調査）。
　なお、調査対象者数は、次のとおりである。

**学校保健統計調査　調査対象者数（群馬県）**
区分		幼稚園	小学校						中学校			高等学校
		５歳	６歳	７歳	８歳	９歳	10歳	11歳	12歳	13歳	14歳	15歳	16歳	17歳
身長	男	597	467	467	464	467	467	464	743	749	746	345	345	345
身長	女	614	459	465	464	463	466	468	753	749	741	345	349	347
体重	男	597	467	467	464	467	467	464	743	749	746	345	345	345
体重	女	614	459	465	464	463	466	468	753	749	741	345	349	347
座高	男	546	467	467	464	467	467	464	743	749	746	345	345	345
座高	女	549	459	465	464	463	466	468	753	749	741	345	349	347
健康	男	878	2,489	2,421	2,548	2,504	2,445	2,490	2,869	3,011	2,811	3,417	3,225	3,152
健康	女	915	2,411	2,389	2,326	2,414	2,382	2,393	2,820	2,851	2,762	3,362	3,264	3,088

（注１）発育状態の調査は、調査実施校に在籍する児童、生徒及び幼児のうちから年齢別男女別に抽出された者を対象とし、健康状態の調査は、調査実施校の在学者全員を対象としている。
（注２）中学校には中等教育学校の前期課程を、高等学校には中等教育学校の後期課程をそれぞれ含む。

３．調査事項

　①　児童等の発育状態（身長、体重及び座高）
　②　児童等の健康状態（栄養状態、脊（せき）柱・胸郭の疾病・異常の有無、視力、聴力、眼の疾病・異常の有無、耳鼻咽（いん）頭疾患・皮膚疾患の有無、歯・口腔（くう）の疾病・異常の有無、結核の有無、心臓の疾病・異常の有無、尿、寄生虫卵の有無、その他の疾病・異常の有無及び結核に関する検診の結果）

４．調査の期日

　学校保健法による健康診断の結果に基づき、平成２０年４月１日から６月３０日の間に実施。

この報告書は、文部科学省において集計した速報値をもとにとりまとめたものであり、後日、文部科学大臣が公表する数値が確定値となります。

１．身長・体重・座高の平均値

　全国平均とほぼ同じ水準で移行している。
　調査開始以降一貫して増加傾向にあったが、ここ約１０年は横ばい傾向にある。

２．主な疾病・異常等の被患率

（１）「裸眼視力」

　「０．３未満の者」の占める割合は年齢が進むにつれて高くなる傾向にあり、「裸眼視力１．０未満」の者全体に占める割合も高くなっている。
　疾病・異常被患率等を年齢別・項目別にみると、１５～１７歳では「裸眼視力」が最も高い被患率となっている。

（２）「むし歯（う歯）」

　「むし歯」の者の割合（処置完了者を含む）を年齢別にみると、１７歳が６７．５％と最も高くなっているが、５歳を除いた年齢で半数以上が被患している。
　疾病・異常被患率等を年齢別・項目別にみると、５～１４歳では「むし歯」が最も高い被患率となっている。

（３）「ぜん息」

　「ぜん息」の者の割合を年齢別にみると、６歳が５．１％と最も高くなっており、年齢が進むにつれて減少傾向にある。
　

３．肥満及び痩身傾向児の出現率

　肥満傾向児の出現率は、全国と比較すると、７歳と１７歳で下回っているものの、その他の年齢で全国より出現率が高い。

　男子では、１０歳、１１歳で一度下がっているものの、５～１２歳までは出現率が増加傾向にあり、その後、年齢によって、増加・減少がみられる。また、全国と比較すると、１０歳、１１歳、１７歳では全国より出現率が低いが、その他の年齢では全国より高い。

　女子では、５～１２歳までは出現率が増加傾向にあり、その後、年齢によって増加・減少がみられる。また、全国と比較すると、７歳と１６歳では全国より出現率が低いが、その他の年齢では全国より高い。

　痩身傾向児の出現率は、全体的にみると８歳～１１歳までは増加傾向にあり、１２～１４歳では減少、その後１５歳～１７歳では増加している。全国と比較すると、７歳、１２～１５歳で下回っており、その他の年齢では上回っている。

公表資料（PDF形式）

公表資料のダウンロード（85KB）

統計表（Excel形式）

第１表	年齢別　身長・体重・座高の平均値及び標準偏差（40KB）
第２表	体格の年次別推移（51KB）
第３表	年齢別　疾病・異常被患率等（73KB）
第４表	肥満及び痩身傾向児の出現率（40KB）

◆ 関連リンク －学校保健統計調査【文部科学省】のホームページへ－

【このページに関するお問い合わせ先】群馬県総務部統計課人口社会係　　電話027-223-1111　（内線2406）